仮想通貨は、インターネット上で取引される電子データの資産で、ビットコインやイーサリアムなどが有名です。
それに、仮想通貨はやめとけって言葉を聞いたことあるわ。
仮想通貨は、日本でも徐々に始める方が増えていますが、十分な知識を持つ方が少ないため「仮想通貨はやめとけ」という方も少なくありません。
知識がないと、始めたくても二の足を踏んでしまうのは仕方のないことです。
そこで今回の記事では、仮装通貨がよくわからない方のために、仮想通貨のメリット・デメリットを徹底解説していきます。
本記事のテーマ
仮想通貨のメリット・デメリットをわかりやすく解説していきます。
読者さんへの前置きメッセージ
仮想通貨は、最近メディアでも取り上げられ注目されています。 でも、難しくてわからなかったり、自分とは関係ないのではと考えていませんか？ まずは、仮想通貨のメリットとデメリットを知ってもらい、仮想通貨を身近に感じてもらえればと思います。 仮想通貨の知識を得れば、仮想通貨とどんな付き合い方ができるのか知ることができますよ。
目次
仮想通貨のメリットは何か？投資の魅力と可能性を紹介
仮想通貨にはどのようなメリットがあるのでしょうか？
また、仮想通貨を投資することにはどのような魅力や可能性があるのでしょうか？
ここでは、仮想通貨のメリットと投資の魅力と可能性について紹介します。
仮想通貨には、以下のようなメリットがありますよ。
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
手数料が安い
仮想通貨の取引には、一般的に手数料がかかります。
しかし、その手数料は、銀行やクレジットカードなどの従来の決済手段に比べて、非常に安いです。
例えば、ビットコインの取引にかかる手数料は平均で0.2%程度ですが、選ぶ取引所によっては無料になる場合もあります。
一方、銀行の海外送金にかかる手数料は平均で5%程度であり、また、クレジットカードの決済にかかる手数料は平均で3%程度です。
このように、仮想通貨は、手数料の面で大きなメリットを提供できるため、気になる方は事前にチェックしておくと良いでしょう。
しかし、これからまたは遠い将来、お子様が海外留学をする場合は、この手数料のメリットが活かされてきます。
また、あなたのお気に入りのお店が仮想通貨決済可能であれば、仮想通貨でショッピングを楽しむこともできますよ。
銀行を通さず、スピード送金ができる
仮想通貨は、銀行や金融機関を介さずに、インターネット上で直接取引できます。
これにより、送金のスピードが大幅に向上しました。
例えば、ビットコインの送金にかかる時間は平均で10分程度ですが、銀行の海外送金にかかる時間は平均で3日程度もかかります。
また、銀行の営業時間や休日によっては、送金ができない場合も考えなくてはなりません。
しかし、仮想通貨は、24時間365日いつでも送金が可能です。
このように、すぐに取引が必要な場合、仮想通貨では、送金の面で大きなメリットを提供できるのです。
もし、海外送金の利用を考えている方は、仮想通貨の種類によっては高スピード低コストで海外送金できるものもあるので、事前に確認することをおすすめします。
少額から投資できる
仮想通貨は、少額から投資できるというメリットがあります。
仮想通貨は、1単位をさらに小さく分割できるため、自分の予算に合わせて購入できますよ。
例えば、1ビットコインは、100,000,000個の小さな単位に分けられ、この最小単位をサトシと呼びます。
2022年4月現在、1サトシは約0.05円でした。
つまり、100円あれば、約2,000サトシのビットコインを購入できます。
このように、仮想通貨は、少額から投資できるというメリットがあるのです。
24時間いつでも取引できる
仮想通貨は、24時間いつでも取引できるというメリットがあります。
仮想通貨は、インターネット上で流通しているため、時間や場所に制限されません。
例えば、株式市場は、平日の日中にしか開いていません。
また、外国為替市場は、平日の24時間は開いていますが、土日は休みです。
しかし、仮想通貨市場は、平日も休日も24時間開いています。
このように、仮想通貨は、24時間いつでも取引できるというメリットがあるのです。
将来性が期待できる
仮想通貨の中には、今後も価値が上がるような将来性が期待できるものがあります。
例えば、希少性、便利さ、革新性という理由が挙げられます。
希少性
仮想通貨は、発行量が限られているものが多いです。
例えば、ビットコインは、最大で2100万枚しか発行されません。
これは、需要が増えても供給が増えないため、価格が上昇する可能性があるということです。
便利さ
仮想通貨は、国境や時間帯を問わず、簡単に送金や決済ができ、その上、手数料も安く、迅速に処理されます。
これは、仮想通貨が、現代の社会に合った金融サービスを提供できるということです。
革新性
仮想通貨は、新しい技術やアイデアを生み出すことができます。
例えば、イーサリアムは、仮想通貨の上にスマートコントラクトと呼ばれる自動実行される契約を作ることができます。
これは、仮想通貨が、社会や経済に様々な変化をもたらす可能性があるということです。
また、安全性や信頼性が高い仮想通貨も、他の仮想通貨に比べて将来性を期待できそうです。
安全性や信頼性に注目するなら、ホワイトリストから仮想通貨を選ぶのがおすすめですよ。
ホワイトリストとは、金融庁に登録された仮想通貨取引所が扱うことができる仮想通貨の総称で、一定の審査をクリアしなければならないことから、安全性と信頼性が高いと言われているのです。
審査を通過した仮想通貨ということは、他の仮想通貨よりは将来性が期待できると言えそうですね。
仮想通貨のデメリットは何か？投資のリスクと課題を解説
仮想通貨には、以下のようなデメリットやリスクも存在します。
それぞれのデメリットやリスクについて詳しく見ていきましょう。
価格変動が激しい
仮想通貨の価格は、需給バランスや市場の心理などによって大きく変動します。
仮想通貨は、他の通貨や資産との交換レートが安定していないため、価値が上昇したり下落したりすることがよくあります。
例えば、ビットコインは、2017年には約200万円まで上昇しましたが、2018年には約40万円まで下落しました。
また、2020年には約100万円まで回復しましたが、2021年には約600万円まで急騰しました。
このように、仮想通貨の価格は予測が難しく、投資する際には損失を覚悟する必要があります。
ハッキングや盗難の危険性がある
仮想通貨が取引されるのはインターネット上であるため、ハッキングや盗難の危険性があります。
仮想通貨は、暗号化されたデータとして存在しますが、そのデータを管理するウォレットや取引所などが攻撃されると、仮想通貨が流出する可能性があるのです。
例えば、2014年には、日本の仮想通貨取引所であるMt.Goxがハッキングされ、約58億ドル相当のビットコインが失われました。
また、2018年には、韓国の仮想通貨取引所であるコインレールがハッキングされ、約4,000万ドル相当の仮想通貨が盗まれました。
このように、仮想通貨は、ハッキングや盗難の被害に遭う可能性があります。
被害にあわないためにも、下記の対策を行うのがおすすめです。
補償制度がない
仮想通貨は、中央機関や政府の管理を受けないため、補償制度がありません。
仮想通貨がハッキングや盗難に遭った場合や、取引所が破綻した場合などに、仮想通貨の損失を補償してくれる機関や制度の存在はなく、仮想通貨の損失は、基本的に自己責任です。
そのため、このようなリスクから資産を守るために、しっかり対策をすることが重要になってきます。
税金や規制の問題がある
仮想通貨は、税金や規制の問題にも直面しています。
仮想通貨は、国によって税制や法律が異なりますが、一般的には、仮想通貨の売買や交換によって得た利益は、所得税や譲渡所得税などの対象となります。
また、仮想通貨の所持や使用に関しても、一部の国では禁止や制限がかかっています。
このように、仮想通貨は、税金や規制の問題にも注意しなければなりません。
まとめ
「仮想通貨はやめとけ？メリットとデメリットを徹底解説」は、いかがでしたか？
仮想通貨のメリットとデメリットを、下記のように解説しました。
【仮想通貨のメリット5つ】
【仮想通貨のデメリット4つ】
私は、仮想通貨の知識が不十分な時は、「仮想通貨はやめとけ」という言葉に素直に頷いていました。
しかし、仮想通貨のメリット・デメリットを知った今、仮想通貨のリスクを正確に理解し、管理すれば、得られるメリットもあると考えが変わり始めています。
今回の記事を読んで、仮想通貨を始めることで得られるものがあると感じて頂けたら嬉しいです。
ただし、仮想通貨を始めるには、正しい知識と運用方法を学ぶ必要がありますよ。